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HDDあれこれ

メーカ保証知っていますか?

SeagateMaxtorWesternDigitalのHDDは製品や流通経路にもよりますが、大抵はメーカの保証がついてきます。シネックスといった代理店の保証を知っていても、メーカ自体の保証を知っている人それ程多くないようです。もし、HDDの調子が悪い、S.M.A.R.Tでエラーが出る、壊れた等の不具合があれば、RMA(Return Merchandise Authorization=返却許可)を申請してHDDをメーカへ返却してみては如何でしょうか?

メーカからは正常に動作する別の製品が返ってきます。データのコピーは行ってくれないので、必ず返却前にデータはコピーしておきましょう。因みに、戻ってくる製品はまず再生品です。また、希に同等品が用意できないこともあり、そのような場合は後続製品や容量の変更(減ることはないでしょう)で戻ってくるようです。

ただ、残念なことにIDEのHDDに関しては、保障期間がそれまでの3年から1年へと短くなってしまいました(ZDNet記事)。もし、長期間の保証が必要であれば、製品自体の信頼性が高く、保証期間も3年のままのSCSIのHDD導入を検討しましょう。補足:IDEの上位モデルの一部において保証期間が3年間のものが発売されてきました(8MBキャッシュモデル等)。補足2:Seagateの保証期間が5年間に延びたようです(ITmedia記事)。

Seagete個人向け製品保証期間一覧
http://www.seagate.com/support/service/psg.html
Maxtor保証期間一覧
http://www.maxtor.co.jp/support/service/warranty/warranty_chart.htm
WesternDigital保証期間
http://support.wdc.com/warranty/policy.asp#policy

返却の流れ

保証情報の確認、RMA番号の取得、HDDの返送という流れになります。まずは、メーカのWarranty(保証)ページを開きましょう。Seagate "Warranty Support" , Maxtor "Service & Warranty Information", WesternDigital "Warranty Information"

代理店保証とメーカ保証の比較

代理店保証の最大のメリットは手続きが日本語で行えることでしょうか。しかし、私が実際に購入店経由でシネックスにSeagate製HDDの交換を依頼したときは、HDDが戻ってくるまで1ヶ月以上待たされ、また販売店に送料として1500円取られました。それに比べ、メーカ保証は手続きは外国語で行われますが、非常に簡単な内容の英文ですし、返却までの期間もそれ程かかりません(返却期間は場合に寄りけりですが)。どちらの保証を行使するかはあなた次第ですが、HDDにもメーカ保証があることは覚えていて損はありません。

SeagateのHDDを交換してみる

追記(注意):RMA受付先の住所が千葉になったという情報があります。RMA申請時に表示される住所を必ず確認してください。

では、実際にSeagate製HDDのRMAを取得をして交換を依頼してみましょう。対象のHDDは、ST360021A(BarracudaIV60G)です。

  1. Verify the warranty statusを開きシリアル番号と型番を入力、CountryからJapanを選択する(validation.png
  2. Warranty Status欄がIn Warranty、Options欄がExchangeであることを確認して、右下のCREATE RMAボタンをクリックする(status.png
  3. 氏名、メールアドレス、住所をローマ字で入力して、右下のSUBMITボタンをクリックする(rma1.png
    1. First name→名前を入力
    2. Last name→名字を入力
    3. Phone→日本の国番号81、市外局番の1桁目の0を除いた数字、電話番号を入力(番号のみ、ハイフン等は入力せず)
    4. Address→番地、町名、区名(市名)の順番で入力
    5. City→都道府県を入力
    6. Postal code→郵便番号を入力
    7. Country→Japanを選択
  4. 問題がなければ返却が許可されRMAが発行されるので、送られてくるメールを確認する。また、Cut Hereで挟まれているパラグラフを印刷しておく(rma2.png

以上でRMAの取得は完了です。RMAの有効期限は30日です。次ぎに最寄りのSeagateの工場へHDDを送付します。補足:画像上に表示されているSeagateの返送先は現在では変わってるようです

HDDを送付する

日本から最寄りのSeagateの工場はシンガポールです。当然ながら国際便で送付する必要があります。といっても、手間としてはそれ程のものではありません。

まずは、梱包をしましょう。不具合があるとはいえ精密機器です。もし、輸送中に破損するような事があれば、交換を拒否されるかもしれません。それなりの梱包をしましょう。Seagateの場合は、RMA手続き中に梱包方法が書かれたpdfが提示されるのでそれを参考に梱包します。梱包材はホームセンタ等で入手してください。

といっても、波型のスポンジはあまり見かけませんし、ゴムシートもなかなか値が張ります。私の場合は、普通のスポンジでHDDが動かないように固定した状態で送付しましたが、問題なく交換されました。ただし、必ず交換されるとも限らないので、提示された梱包方法から逸脱する場合は自己責任で行ってください。最低限SeaShell(購入時にHDDが納められている透明のプラスティックケース)にHDDを入れてスポンジを使わないと拒否されるでしょう。また、送付方法によっては、サイズに上限があったり、重量によって料金も変わるので無駄な梱包は避けましょう(郵政公社のページ参照)。

次ぎに郵便局に梱包したHDDを出しに行きましょう。集荷もしてくれますが、伝票を予め書いておかないと迷惑になりますし、不明点がある場合窓口の方が有利なので初めての場合は直接窓口へ持って行きましょう。送付方法としては、国際スピード郵便(EMS)やEMSと比べ多少安く到着に少し時間がかかるエコノミー航空郵便(SAL)などがあります。よく分からなければ、配達が早く配達状況も確認できるEMSを選択するのが無難です。また、船便小包は安いですが、到着までに非常に時間がかかるので、輸送中にRMAの有効期限が切れる可能性があります。絶対に船便小包は選択しないでください。

送票は先ほど印刷した内容通りに記載してください。ハイフン行からカットして送付用ラベルにしろ、とサイト上には書かれていますが、EMSの場合は規定の送票が必要になると思います。また、送票とは別にインボイスと呼ばれる送状が必要になる場合があります。詳しくは、郵便局員に聞いてみてください。(ems.jpg

参考ページ

参考写真

  • SeaShell(seashell.jpg
  • 梱包に使用したポリウレタン(poly.jpg
  • 箱1(box1.jpg
  • 箱2(box2.jpg
  • HDDが600g程度、箱全体で750g程度。シンガポールまでの送料は1520円でした

HDDが到着するのを待つ

通常は、2,3週間で戻ってくるでしょう。もし、何時までも経っても戻ってこないようであれば、メーカに問い合わせてみてください。EMSであれば、郵政公社のサイトから配達状況を確認できるのでそれも忘れずに。Seagateの場合こちらのページからステータスを確認できます。

注意点

メーカからメールが来ます(英文)。Spamと間違わないように。このページは必ず読んでおきましょう。メーカに到着したHDDはリペア後、ローレヴェルフォーマットされますが、データを完全に抹消した上で返却しましょう。情報漏洩のリスクは最小限に抑えるべきです。ファイル等を復元できないように削除するソフトウェア

Last modified:2006/08/22 14:51:41
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