2005-09-02
■ YAMAHA 電動スクータ EC-02
実際に乗ってから随分経ってしまったがメモ代わりに書いておく。
軽井沢のプリンスショッピングプラザへ訪れた際に試乗会が行われているのを見かけ、2時間程借りて走ってみた。パッソルも借りられたが、男心をくすぐるEC-02を迷うことなく選択。友人は迷った末、パッソルと比べモータとバッテリが強化されているという話を聞き、こちらもEC-02を選択。
本体はバッテリ表示とボタンが1つ付いている以外は、一般的なスクータとほぼ変わらない。フル充電されたバッテリを装着、さらに予備のバッテリを本体に載せてもらい出発。アクセルをひねると、モータの「フュイーン」という音ともにフラットに加速していく。感覚としては電動キックスケータと殆ど変わらない。一般的なスクータと比べ断然静かではあるが、人によっては安っぽく感じるかもしれない。とはいえ、背の高い木が生い茂り天然のトンネルと化した旧軽周辺の道をEC-02で走ると、煩いエンジン音も臭い排気ガスもなく大変心地よい。これだけで十分価値があるといものだ。
交差点で信号待ちをしていて気がついたが、友人と同時に発進すると、体重の重い友人が遅れてしまう(F本の体重は55キロで友人は70キロくらい)。加速が悪い事に気がついた友人は遅れまいと足で地面を蹴って発進していたが、何だかマヌケな話だ。空いた田舎道を走る限りは特に不満はなかったが、友人は少々不満だったようだ。また、走り出すと直ぐに気がつくが、時速30キロしか出ない。一応原付の法定速度ではあるが、流石にちょっとのろい。登坂や合流の時のためのリミッタ解除用のボタン(パワーボタン)を押してやると、パワーモードに切り替わって時速45キロまでスピードが出る。ただ、説明員が使いすぎで電池がなくなっても知らないよ、と言っていたことから、常用するには消費電力が大きすぎて、このようなカタチで制限をかけざるを得ないのだろう。返却までに通常モードとパワーモードで半々トータル約1時間程走った結果、バッテリ残量表示は半分を切った状態になっていた。
統括すると、ちょい乗り用途や自然の多く残る観光地を巡るのにはもってこいだと思う。特に軽井沢等では車を除けばレンタサイクルが主流だが、料金やバッテリの問題次第では十分にポストレンタサイクルになり得るだろう。自然の中を走る爽快感はレンタサイクルと何ら変わらない。むしろ、坂道でも疲れ知らずで景色を楽しむ余裕も持てる。反対に、市街地で使うとすると、パワーが不足している感は否めない。例えば、深夜速度がかなり出ている国道等に側道から合流したり、速度の出たトラックと併走するなどのシーンでは少々恐い思いをするかもしれない。他には電池当たりの走行距離と価格が問題になりそうだ。幾ら環境に良いとはいえ、一般的なスクータにパワーが劣るEC-02に20万以上払うのは勇気のいる決断といえる。国より最大5万円の補助金が出るとのことだが、ちょい乗りにターゲットを絞ったスズキのチョイノリであれば7万円(これも非力なスクータではあるが)、ホンダのTodayは10万円で購入ができる。
所有欲を満たすであろうデザインをしているので、金に余裕のある人やそのスタイルに惚れてしまった人が趣味のスクータとして買う可能性は多いにあるだろうが、現実的に考えれば、市街地の移動を目的にこれ1台のみというのは少々厳しい印象を受ける。約500回の充電でバッテリの性能が80%になることから、2年も使えばバッテリがへたり巡航距離も減ることだろう。もっとも、今や技術は日進月歩なので、いずれ何らかのブレイクスルーによりバッテリの性能が飛躍的向上し、普通の原付と遜色なく利用することができるようになるかもしれない。それまでは電池スタンドを整備した上で観光地等でのレンタルを展開し、電気スクータの機能性や知名度を向上させてゆくのが良いのではないだろうか。
ところで、一般的なスクータと違い跨るスタイルのため、足元に荷物を置くことができない。買い物を済ませた後に、しばし困ってしまったF本であった。
■ 超小型ビデオプレーヤー登場 レトロなTVデザインがかわいい アイリバージャパン 「U10」
iRiverはユーザの喜びそうなツボを会得しつつあるな。
■ さらに薄く軽くなった2スピンドルノートPC「VAIO type T」
Let's派のF本も気になる。液晶やキーボードの出来が。コンセプトのベクトルが違うとはいえ、最近は随分近づいてきたのではないだろうか。そりゃ頑丈でバッテリが長持ちする方が良いが、いい加減あの液晶や変則キーボードは、ね。
nyauun at ponkotsu.net
